東京都ホテル旅館生活衛生同業組合

副理事長(政策部長) 小池邦夫 就任にあたっての抱負

20/08/06

 政策を担当することになりました鳳明館の小池邦夫です。
よりによってコロナ禍の真っ只中に副理事長、それも政策担当とは正直荷が重すぎます。ビジネスホテル、旅館、レジャーホテル、カプセル、
ホステルと様々なタイプの宿があり、低廉から高級まで料金も様々、都内繁華街、住宅街、島しょ部、多摩地区とロケーションのひろがりもハ
ンパではないのが東京都旅館組合です。地区も宿タイプも価格帯も室数も関係なくすべての会員さんが生き残りをかけて日々知恵を絞っていま
す。政策のチームのメンバーには理事経験年数などは考慮に入れず、法律なり税務、会計なりに明るい若手の方にお願いして入っていただきま
した。宮代さん、永田さん、オブザーバーとして参加のカオサン(有限会社万両)の小沢さん、には大いに新しい風を吹き込んでもらいたいと
思います。また、長年の都政、都行政との信頼関係を築いてこられ安定感をチームにもたらす方としてベテランの方々に入っていただきました
。今回は各ブロックからも気鋭のメンバーが集まり皆様の100年に1度の危機への並々ならぬ決意のようなものを感じています。私のところ
も国内団体、個人、インバウンドの3本の柱すべてが蒸発する事態にただただ茫然とするしかなく、一部のメンバーの方には直接私からお願い
をまだしていない非礼をこの場を借りてお詫びもうしあげます。工藤理事長からお声をかけていただいた際、長くこの業界で生きてきた者とし
て最後の奉公と腹を決めてくれとの一言が効きました。メンバーの方の中には自分の宿が廃業となったら迷惑をかけてしまうので辞退したいと
正直な意見を伝えてくれた方もいました。その方にはその時はその時だ。今は今日を生き、明日を迎え、それを繰り返しながら希望の光を見出
すしかない。一緒にやれるだけのことはやろうと説得しました。東京がGO TOから除外された日にこのような就任挨拶を書くとはどういう因果
なんでしょう。都に対しては更なる支援を理事長の指導のもと求めていかないと立ちいかなくなります。
皆様、本当に絶望感で潰されそうななか、かすかな希望を見つけなんとか生きている私ですが、皆様の叱咤激励をいただきながら前に進めてい
きたいと思います。

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